新学期が始まる。仕事の新学期は少し憂鬱。でも自分が生徒だったときの新学期ってあまり憂鬱に感じたことはなかった気がする。毎日のように部活動をしていたから、学校が久しぶりという感覚がなかったというのもあるけれど、要因はほかにもあったのではと一日考えてみた。
答えが出た。
おニューの筆箱をデビューさせることだ。
夏休みに祖父母の家に行ってお出かけすると、新学期に必要なものを買ってもらえる。だいたい自分で買うには少し高かった筆箱をお願いするのだが、その筆箱を学校の机に置くことがすごくワクワクするのだった。少し恥ずかしくもあり…
そういえば、クリスマスにサンタさんから筆箱をもらったこともある。その筆箱はその日にデビューさせたのか、新学期を待ったのかは覚えていない。
それはいいとして、新学期が始まるのが嫌だなぁと思う人は何かを新しくすべきだと思う。友達に「筆箱変えたんだね」と言われるドキドキ感と、授業のたびにお気に入りの筆箱を眺められるワクワク感が楽しみで、学校に行きたくなるはずだから。